タイのソンクラーン(水かけ祭り) 2018年はいつから?

ソンクラーン

ソンクラーン

タイには1年を通じて、観光客が楽しむことのできるお祭りやフェスティバルなどの年中行事がいろいろありますね。毎年、お気に入りのイベントを楽しみにしているタイリピーターも多いかもしれません。

今回話題にする「ソンクラーン(水かけ祭り)」は、タイにある数々のイベントの中でも地元のタイ人と観光客が一緒になって水を掛け合い、騒いで楽むことのできる参加型のお祭りとして世界的に知られています。

この記事では、毎年タイ旧暦の伝統的な正月(ビーマイ)を祝うストリート・フェスティバル「ソンクラーン祭り」についてまとめてみたいと思います。

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ソンクラーン(水かけ祭り)とは?

「ソンクラーン」は、別名「水かけ祭り」とも言われるタイ人にとって、とても大切な伝統行事の一つです。

“ サワディー・ビー・マイ(Happy new year/สวัสดีปีใหม่)”
“ スック・サン・ワン・ソンクラーン(Happy songkran day/สุขสันต์วัน)”

などの掛け声と共にお互いに水を掛け合い、白い石灰(ディンソーポーン/ดินสอพอง)をほっぺたなどに塗りあうユニークで和気藹々とした、とても楽しいお祭りです。

なお、「ロイクラトン祭り」もタイ人が大切にする伝統行事の一つです。

バンコクのロイクラトン祭り 2018年はいつから?

2018.02.19

ソンクラーンの英語とタイ語は?

ソンクラーンの英語は「Songkran」、タイ語は「เทศกาลสงกรานต์/テーサガーンソンクラーン(テーサガーンは祭りの意味)」です。

タイ人のソンクラーン休暇の過ごし方と意義

▲伝統的なソンクラーンの様子

ソンクラーン休暇中、タイ人の多くは実家のある故郷に帰り、一家団らんでタイ旧暦の新年を祝います。

新調の服を着て、地域社会の寺を訪れ僧侶にタンブン(喜捨)をして徳を積みます。年配者や近所の人々,友人に新年の挨拶をし、健康と長生きを祈り、清水をかけることで過去の不幸な出来事や罪を清め洗い流します。

ところで、1年の中でタイが一番暑く、厳しい猛暑に見舞われる時期はいつだかご存じでしょうか?そう、まさにソンクラーンのある4月が猛暑の真っ只中。

暑さと強烈な日差しで心身共にまいる厳しい気候の中、お互いに優しく水を掛け合うことで、束の間の清涼感と厳しい暑さを忘れさる、そんな意味合いもソンクラーンには込められています。

上に紹介しているユーチューブのビデオはまさに古き時代のソンクラーンの様子が手に取るようにわかる内容になっています。

水かけ合戦!ソンクラーンも時代と共に様変わり

今では宗教的や伝統的なものよりもフェスティバルとして楽しむ「水かけ合戦 ソンクラーン」の方が観光客の間では有名になっていますね。

特にバンコクやパタヤ,チェンマイなどの大都市では、日常の欲求不満を解消するかのような羽目をはずした過激な水かけバトルが各所で繰り広げられることで知られています。

バケツやホースでの放水,巨大な水鉄砲は当たり前、たっぷりと水を張った大型タンクを積んで通行人に水をかけながら街を徘徊するピックアップトラックが毎年恒例の光景です。

通常は水をかける方も、かけていい人と悪い人、シチュエーションをわきまえていますが、熱く盛り上がる地区やスポット,特設会場などでは手当たり次第に水を掛け合います。

ソンクラーン期間中の街中はとても楽しくもありますが、びしょびしょになりたくない方は注意が必要!ちょっと様子を見に行ったつもりが、ずぶ濡れになってホテルの部屋に帰る・・・なんてことも。

実際のところ、水を掛け合って楽しいのは子供や若者だけかもしれませんね。濡れたくない人がほとんどではないでしょうか(苦笑)。

ほっぺたに塗りたくられている白い粉は何?

▲ソンクラーンで顔全体に塗りたくられた白い粉

びしょ濡れになってソンクラーンを楽しんでいる人のおでこやほっぺた、首筋などが白く塗りたくられていることがよくあります。あの白い物質は一体何なのか疑問に思いませんか。

白いべたべたの粉の正体は「ディンソーポーン/ดินสอพอง」と呼ばれる石灰(チョーク)を水にといたもの。ソンクラーンでディンソーポーンを顔に塗られるのは、いわば水かけとセットになっています

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2018年の開催日とソンクラーン休暇は?

毎年、4月13日から15日の3日間が休日となりタイ各地でソンクラーンが祝われます。

元来のソンクラーンは、太陽が黄道帯(Zodiac)十二宮の1番目にある白羊宮(おひつじ座)に移動する日、すなわちタイ旧暦の正月に行われてきましたが、グレゴリオ暦を採用した現在のタイでは4月13日から15日の3日間がソンクラーン休暇として定められています。

なお、2018年は14日,15日が週末に当たるため16日,17日が振替休日になります。

4月13日 4月14日 4月15日
2018年 金曜日 土曜日 日曜日
2019年 土曜日 日曜日 月曜日
2020年 月曜日 火曜日 水曜日
2021年 火曜日 水曜日 木曜日
2022年 水曜日 木曜日 金曜日
タイ旧暦は、タイ国王ラーマ5世/チュラロンコーン(1853‐1910)が、1888年にタイ太陽暦を導入するまで用いられていた太陰太陽暦です。

ソンクラーンはどこが盛り上がる?

バンコクでは、カオサン通りやシーロム通り,パッポン通り,セントラルワールドプラザ前,RCA(ロイヤルシティーアベニュー)などが熱く盛り上がることで有名です。

また、チェンマイやパタヤ,プーケットなどの観光地でも大々的にソンクラーンが行われます。

音楽フェスティバル「S2O Songkran Music Festival」

「THE WORLD’S WETTEST PARTY」と名を打つソンクラーン音楽フェスティバル「S2O Songkran Music Festival」はラマ9世通りに面した会場で行われます。

S2O Songkran Music Festival

ソンクラーンを楽しむには?注意点は?

ソンクラーンの服装は?

ソンクラーンを楽しもうと思うなら、準備万端で街に繰り出しましょう!服装は、ずぶ濡れになってもいいようにTシャツに短パン,サンダル履きなどの軽装で。また、メガネやコンタクトレンズをしている場合は、ゴーグルなどで保護するなどの対策が必要です。

外国人は特にターゲットにされやすいので、水をかけるよりもかけられる方が多いかも知れません。女性は水に濡れても透けにくい素材を選ぶことや水着を中に着るなどの一工夫も必要ですね。

ソンクラーンを楽しむ秘訣はたったひとつ。『童心にかえってスマイル!』。用意ができたら街に繰り出して、地元タイ人と一緒に騒いで踊って楽しみましょう!

カメラや携帯電話,スマホの水没、貴重品に注意

▲ウォータープルーフのスマホケース

心配なのはスマートフォンやカメラなどの精密機械の水没。防水対応のスマホだからといって油断は禁物です。不意に水をかけられてもいいように貴重品ともどもジップロック,ウォータープルーフのバックなどに入れておけば安心ですね。

ソンクラーンでのルール違反

ソンクラーンで水を掛け合うのは、多くが見ず知らずの赤の他人です。大事なのはあまり調子に乗りすぎないこと。ルールやモラルを守りながら楽しむことが必要です。

例えば、汚い水や氷の入った水などを使用することはルール違反。僧侶、年配者や赤ん坊などの弱者への水かけはNG。モラルとし正装している人や嫌がる人に水をかけるのは控えなければなりません。

危険な行動はもちろんですが、危険を誘発する行為、例えば車やバイクの運転手に直接水をかけることは交通事故につながる恐れがあるので絶対に避けましょう。

「NGな行為」

  • 汚い水や氷水は使わない
  • 僧侶,年配者,赤ん坊,病人へは水をかけない
  • モラルとして、正装をしている人や嫌がる人への水かけは控える
  • 危険な行動や事故を誘発する行為、車やバイクの運転者などへは水をかけない

交通麻痺と交通事故に注意

ソンクラーン期間中は、バンコクなどの都市は完全に休暇モード、街中の人出や交通量は大幅に減ります。しかし、道路はパレードやソンクラーンを楽しむ人たちで交通麻痺に・・・。移動はBTSスカイトレインや地下鉄を使うことをおすすめします。

また、毎年ソンクラーンの期間中は飲酒運転やスピードの出し過ぎによる交通事故が特に多発し、数多くの死傷者がでることで知られています。飲酒運転の車に同乗しないことはもちろんですが、もらい事故にも十分に気をつけて下さい。

なお、ソンクラーン休暇中はタイ人が田舎に戻ったり、旅行に出掛けたりするので空港や地方への交通機関,ホテルが混み合います。

水に濡れない見学場所はある?

濡れたくはないけど、ソンクラーンの雰囲気をちょっとだけでも楽しみたいという方におすすめなのが、BTSスカイトレインの駅に直結しているの「スカイウォーク」です。道路でのみずかけ合戦を高い場所から見学するには丁度いい場所ですね。

タイ以外の国にソンクラーンはある?

タイのソンクラーンは世界的に知れ渡っていますが、近隣諸国にも新年を祝うソンクラーン(水かけ祭り)はあるのでしょうか?

実はタイの他にも、中国雲南省のタイ族地域,ラオス,ミャンマー,スリランカ,台湾の一部地域などで水かけ祭りが行われているそうです。

代々木公園のソンクランフェスティバル

日本でも「ソンクラン」と名のつくイベントがあります。2017年は8月12日と13日の2日間、東京・代々木公園で「ソンクランフェスティバル」が開催されました。

第7回ソンクランフェスティバル2017 Bmi

ソンクラーンの記事の最後に

ソンクラーンでは、お互いに水を掛け合うというとてもシンプルな行動で誰もが心の底から笑って楽しんでいる姿が印象的。兄弟や友達と水を掛け合ってはしゃいだ子供の頃の記憶がよみがえってくるような、そんなお祭りです。

ただし、中には酔っ払っている人間やボディータッチをしてきたりするなどの不届き者がいるので女性は特に注意して下さい。

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