この記事では、ビーチリゾート・パタヤにある総合病院「バンコクパタヤ病院」の行き方や診察の受け方などをまとめています。
パタヤはバンコクと並んで日本人がよく訪れるタイを代表する観光地の一つです。バンコク市内からは、バスで約1時間半から2時間の距離。スワンナプーム空港からのアクセスもいいことからとても人気のあるビーチリゾートですね。
バンコクパタヤ病院は、その名前にあるようにバンコクにある有名私立病院「バンコク病院」と同系列です。
今回は、パタヤで病気になったとき怪我をしたときなどに役立つ情報として「バンコクパタヤ病院」の行き方、診察の受け方などをレポートします。
Contents
バンコクパタヤ病院
設立
バンコクパタヤ病院は、1990年6月にタイ東部のチョンブリー県パタヤで開業。地域を代表する総合病院です。病床数は400。
大手私立病院グループ「バンコク・ドゥシット・メディカル・サービス(BDMS)」のメンバー。
日本語対応
通訳サービスは英語,日本語を含めて20ヶ国語以上の言語に対応しています。言葉の心配なく、安心して病院にかかれますね。
場所と行き方
地図
バンコクパタヤ病院の行き方
▲スクンビット通り(バンコクパタヤ病院前)
バンコクパタヤ病院はスクンビット通りに面した場所にあるのでとてもわかりやすいと思います。
パタヤの中心地からは、まずスクンビット通りとノースパタヤの交差点まで移動。スクンビット通りをバンコク方面に約600m、徒歩で7分の距離にあります。
パタヤでタクシーを手配する場合は、スマホのアプリケーション「Grab Taxi」が便利です。
病院データ
バンコクパタヤ病院 (英語:Bangkok Hospital Pattaya)
住所:301 Moo 6 Sukhumvit Road, Km. 143, Banglamung, Chonburi, Thailand 20150
電話:+66 3825 9999
ファックス:+66 3825 9919
ホットラインコールセンター:1719
E-Mail:inquiry@bph.co.th
診察までの流れ
▲総合受付のあるビル
ここからは、バンコクパタヤ病院での診察までの流れを具体的に説明したいと思います。
まずは、病院に到着したらメインビルディング1階にある総合受付で日本人であることと来院の理由を伝えます。
この時に自分の病状とかかりたい診療科,日本語通訳の必要性,その他心配なことがあれば聞いておきましょう。
▲病院所有のトゥクトゥク
自分が診察を受ける場所まで移動します。この日私は、皮膚科を訪れました。敷地内の奥にある診療所までは病院所有のトゥクトゥクで移動。
▲皮膚科入口
受付で診察に来た旨を伝えます。必要書類があれば記入し、診察前の身長,体重,体温,血圧などの基礎項目のチェックを受けます。
▲診察待合室
受付を終えたら指定の場所で先生に呼ばれるまで待機します。この日は私以外の患者はほとんどいませんでした。
診察の際に不安になることは、やはり言葉の問題ですよね。いくら通訳を付けても自分の意図することが100%正確に伝わっているか心配になります。
通訳だけに頼ることなくジェスチャーをまじえながら説明したり、事前に症状の英単語を調べておくなどすればより正確な診断と適切な処置を下してもらえると思います。
■診察時の注意点
- リラックスすること
- 疑問点は遠慮なく質問すること
- ジェスチャーをまじえたりしながら自分の症状を事細かに具体的に説明すること
- 事前にスマホなどで症状の英単語などを調べておくこと
診察を終えたら会計に向かいます。皮膚科の会計は同じフロアにありました。
会計を済ませてくすりをもらえば無事に終了です。お疲れ様でした!
病院内の様子
写真は病院内の様子です。病院内はとても清潔で、銀行やカフェなどの店がありました。「バンコク病院」や「バムルンラード病院」に比べると外国人が少なくシンプルな印象。
▲ロビーと病院内の銀行
▲病院敷地内は緑が多くとてもゆったりした雰囲気でした。
傷害旅行保険がついているクレジットカードでキャッシュレス
海外での医療機関の受診は費用が高額になることで知られています。もちろん、タイの有名私立病院でも例外ではありません。ちょっとみてもらっただけでも受診料は軽く1万円以上になることも・・・、とても高額です。
私がタイでほとんどのケースで利用するのは、カード付帯の海外旅行傷害保険です。便利なのはキャッシュレスサービスが利用できること。病院にカードを提示すれば、現金の用意をする必要もなく、帰国後の面倒な精算の必要もありません。
保険会社にまずは連絡
まずはじめにやることは、受診前にカード発行会社が契約している保険会社に連絡して病状を伝えること。いくつかの質問や書類の提出,やりとりのあとに、保険適用内であれば希望の病院で受診することができます。
保険会社と病院間でやりとりが行われ、手はずが整うとその旨の連絡が来ます。あとは、病院に行って書類にサインするだけでキャッシュレスで受診ができるとても便利な保険です。
以下は、海外旅行傷害保険が付帯しているおすすめのカードです。海外旅行には、最低1枚用意することをおすすめします。
エポスカード
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.50%~0.62% |
海外旅行保険 | 自動付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 270万円 |
携行品損害 | 20万円 |
三井住友VISAクラシックカードA
年会費 | 1620円(初年度無料) |
ポイント還元率 | 0.50%~1.00% |
海外旅行保険 | 自動付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 2000万円(300万※) |
傷害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 |
携行品損害 | 20万円 |
※自動付帯分は300万円
楽天カード
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.00%~4.00% |
海外旅行保険 | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 2000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
携行品損害 | 20万円 |
バンコクパタヤ病院の感想
今回はパタヤにある「バンコクパタヤ病院」をレポートしました。バンコクパタヤ病院は知名度も高く安心感がありますね。日本語での対応も問題なく、パタヤで病院に行く場合は第一選択になる病院だと思います。また、スクンビット通りに面しているのでアクセスも苦になりません。
なお、バンコクで病院にかかる場合は下記のリンクに情報があります。