タイで高さ一番となる超高層ビル 「マハーナコーン(MahaNakhon)」が開業

タイで高さ一番となる超高層ビル「マハーナコーン(MahaNakhon)」が29日、オープン。ライトアップショーでその姿をお披露目。


▲ライトアップされて幻想的な雰囲気の「マハーナコーン」

「マハーナコーン」は高さ314メートル、地上77階建て。場所はバンコクのBTSシーロム線チョンノンシー駅西側にあり、2011年の着工。

これまでの高さタイ一番は、304メートルのバンコク・プラトゥーナム地区にあるバイヨーク・タワーII(1997年完成)。


▲マハーナコーン」はバンコクのビジネス街の中心にある。

新ビルの大きな特徴はその斬新なデザイン。

遠目で見ると螺旋状に見えるのは、ビル中層階から上層階にかけて、複雑に重なり合った空間が幾何学模様を描いているからだ。まるで積み木の一部を意図的に抜いてしまったようなデザインになっている。

低層階には、7フロアを使用した商業施設「マハーナコーン・キューブ(ManaNakhon CUBE)」がオープン。住居部分である「リッツカールトン・レジデンス」やホテルサービス「エディションホテル」、最上階のガラス床展望台は、来年の開業予定になっている。

▲「マハーナコーン」2012年から2014年までの工事の様子